
風邪をひきやすくなった、疲れが取れない…それは自律神経の影響かもしれません
「40 歳を過ぎてから風邪をひきやすくなった」「疲れが取れにくくなった」「以前より体調を崩しやすい」。こんな悩みを抱えている 40 代女性は少なくありません。
実は、これらの症状の背景には「自律神経と免疫力の密接な関係」があることをご存知でしょうか?
名古屋の働く女性の自律神経ケアを行ってきた経験では、多くの方が「自律神経が整うと、風邪をひきにくくなった」「疲労回復が早くなった」という変化を感じられています。
今回は、意外と知られていない自律神経と免疫力の関係について、分かりやすく解説いたします。
【体験談】44 歳・事務職 S さんの場合
症状
「事務の仕事で毎日パソコンに向かう時間が長くて。最近明らかに風邪をひきやすくなり、一度体調を崩すと治りにくくて困っていました」と S さん。
特に気になっていたのは以下の症状でした。
- 季節の変わり目に必ず体調不良
- 風邪をひくと回復に 1 週間以上かかる
- 慢性的な肩こりと眼精疲労
- 疲労感が抜けない
最初に試したこと
「まずは免疫力を上げようとビタミンサプリを飲み始めました。肩こりには湿布を貼ったりもしましたが、一時的な改善で根本的な解決にはなりませんでした」
身近にできる対策から始められましたが、なかなか効果を実感できずにいたそうです。
転機となったのは
「職場の同僚から『自律神経と免疫力って関係があるらしいよ』という話を聞いたことでした。それまで自律神経のことなんて考えたこともなかったので、ネットで調べてみたんです」
調べているうちに、デスクワークによる姿勢の悪さやストレスが自律神経に影響し、それが免疫力にも関わっているという情報を知り、専門的なケアを受けてみることにしたそうです。
5 ヶ月後の変化
「急激な変化ではありませんが、確実に体調が安定しています。風邪をひく頻度が月 2 回から月 1 回以下になり、回復も早くなりました」
具体的な変化として:
- 季節の変わり目でも体調を崩さなくなった
- 風邪の回復期間が短縮(1 週間 →2-3 日)
- 肩こりが以前ほど辛くない
- 仕事への集中力が改善
「慎重派の私でも安心して続けられています。毎月通うことで、体調管理ができているという安心感もあります」
自律神経と免疫力の仕組み:なぜ関係があるの?
1. 自律神経とは?
自律神経は、私たちの意識とは関係なく内臓の働きをコントロールしている神経系です。
交感神経(アクセル)
- 活動時に働く
- 心拍数上昇、血管収縮
- ストレス対応
副交感神経(ブレーキ)
- 休息時に働く
- 心拍数減少、血管拡張
- 回復・修復
2. 免疫システムとの関係
近年の医学研究により、免疫細胞には自律神経の受容体(アドレナリン受容体、アセチルコリン受容体)があり、直接的に影響を受けることが解明されています。
研究で分かってきたこと:
- 大阪大学免疫学フロンティア研究センターの研究では、交感神経の活動が免疫応答の日内変動を制御していることが判明(研究詳細)
- 免疫細胞は交感神経から放出されるノルアドレナリンや、副交感神経から放出されるアセチルコリンに反応することが国際的な研究で確認されています(PubMed 研究)
- ストレス状態では交感神経が優位になり、免疫細胞の機能が抑制されることが複数の研究で報告されています
交感神経優位の状態が続くと:
- 免疫細胞の活動が低下
- 炎症を抑制する作用が弱くなる
- ウイルスや細菌への抵抗力が低下
副交感神経が適切に働くと:
- 免疫細胞が活性化
- 修復・回復機能が高まる
- 自然治癒力が向上
3. 40 代女性特有の変化
40 代になると、以下の要因で自律神経が乱れやすくなります:
- ホルモンバランスの変化: 更年期に向けた女性ホルモンの減少
- ストレスの増加: 仕事の責任、家庭での役割
- 体力の変化: 代謝の低下、疲労回復力の衰え
これらが重なることで、自律神経の乱れが生じ、結果として免疫力の低下につながる可能性があると考えられています。
セラピストから見た改善ポイント
これまでの施術経験から、自律神経と免疫力の改善には以下のポイントが重要だと感じています。
1. 深部からのアプローチ
当サロンでの経験では、表面的なリラクゼーションではなく、深部筋肉やインナーマッスルにアプローチすることで、より効果的な自律神経ケアが期待できると感じています。
当サロンの微弱電流エステでは、テラヘルツ波を使用し、通常では届かない深部までケアを行います。
テラヘルツ波の安全性について テラヘルツ波は、人体に害のない極めて微弱な電流です。安全性の高い技術として、施術実績で副作用の報告はありません。
ただし、以下の方は施術をお受けいただけません:
- ペースメーカーをご使用の方
- 妊娠中の方
- その他、医師から電気的刺激を避けるよう指示されている方
安全を最優先に、該当する方は事前にお申し出ください。
2. 生活リズムの見直し
施術と合わせて、以下の生活習慣の改善をアドバイスしています:
睡眠の質向上
- 就寝 2 時間前のスマホを控える
- 38-40 度のぬるま湯での入浴
- 寝室の温度・湿度調整
食事のタイミング
- 規則正しい食事時間
- 夕食は就寝 3 時間前まで
- バランスの良い食事を心がける
適度な運動
- 日常的な軽いストレッチ
- 週 2-3 回の有酸素運動
- 階段の利用など日常での工夫
3. ストレス管理
名古屋の働く女性特有のストレス要因に対して:
- 時間効率の改善: 通勤時間を活用したリラクゼーション
- 環境要因への対策: 名古屋の気候変化への対応
- 職場での工夫: デスクワーク中の姿勢改善
よくある質問
Q1. 自律神経と免疫力は本当に関係があるのですか?
はい、医学研究により関係性が確認されています。免疫細胞には自律神経の受容体があり、交感神経が優位になると免疫機能が抑制され、副交感神経が働くと免疫細胞が活性化することが分かっています。
Q2. デスクワークが免疫力に影響するのはなぜですか?
長時間の座位姿勢とストレスにより交感神経が優位な状態が続くためです。これにより免疫細胞の活動が低下し、風邪をひきやすくなったり、回復が遅くなったりする可能性があります。
Q3. 自律神経の改善で免疫力への効果はどのくらいで実感できますか?
個人差はありますが、多くの方が 2-4 週間で体調を崩しにくくなった、疲労回復が早くなったという変化を感じられています。ただし、根本的な改善には 3-6 ヶ月の継続が必要な場合もあります。
Q4. 更年期の症状と免疫力低下の関係はありますか?
更年期に入ると女性ホルモンの減少により自律神経が乱れやすく、結果として免疫力も低下する傾向があります。この時期は特に、自律神経を整えるケアが重要になります。
Q5. 忙しくて生活習慣を整えるのが難しい場合はどうすればよいですか?
完璧を目指す必要はありません。朝の深呼吸を 3 分だけ、お風呂の時間を 5 分延ばすなど、小さな変化の積み重ねでも効果は期待できます。専門的なケアと併用することでより効率的な改善が期待できます。
まとめ:自律神経ケアで免疫力もアップ
自律神経と免疫力の関係は、医学研究で注目されている分野です。40 代女性の多くが感じている「疲れやすさ」「風邪をひきやすさ」は、自律神経の乱れが関与している可能性があると考えられています。
健康な体は、充実した毎日の基盤です。自律神経を整えて、体調管理を始めませんか?
当サロンでは、一人ひとりの生活スタイルに合わせた施術を行っています。
体調の変化を感じたら、ぜひ一度ご相談ください
- 名古屋駅から徒歩 10 分の通いやすい立地
- 完全個室でプライベート空間を確保
- 丁寧なカウンセリングで最適なケアをご提案
※当サロンの施術は医療行為ではありません。体調に不安がある場合は、医療機関での診察をおすすめします。
ご予約・お問い合わせは Web から承っております。仕事帰りの夜の時間帯も 21:00 まで営業していますので、お忙しい方もお気軽にご相談ください。